ハネムーンの景勝地として国内及び日本人客が沢山訪れている天然の湖「日月潭」に近い魚池は「魚池紅茶」と呼ばれる紅茶の産地として知られ、日本の茶畑のような風景が山の斜面に広がり懐かしさを感じる。
戦前、台湾総督府中央研究所に属する茶業改良場は1936年に創立し、紅茶試驗支所と名付けられた。1938年に建てられた製茶工場は戦前の和風の建物と機械が今も使われ、タイムスリップしたような気分にしてくれる。
茶業改良所とは日本で言えば国立茶業試験場、台湾茶業の中枢です。魚池分場は元は日本が造った施設で新井耕吉郎氏という人がここで台湾紅茶の基礎を造りました。今ではその功績をたたえられて、碑が建てられています。紅茶でも発酵途中の茶葉は緑です。その後茶葉を乾燥させると、黒い紅茶色になります。
住所 南投縣魚池郷水社村中山路270巷13號