烏龍茶とお茶のセミナー
台湾の特産茶には、緑茶、文山包種茶、高山茶、凍頂烏龍茶、白毫烏龍茶、鉄観音、紅茶の7種がある。緑茶と紅茶以外の5種は広義の烏龍茶で、半発酵茶の一種。特徴は下記の通り
文山包種茶:上品で、滑らかな口当たり。花の香りが特色。
高 山 茶:最もよく知られた台湾茶。海抜1000m以上で、産出される包種茶である。さっぱりして
       高雅な香りと豊かな甘みを特徴とする。何度も淹れる事が出来る。
凍頂烏龍茶:台湾国内市場の主力。香ばしい喉越しを味わえる。
白毫烏龍茶:葉の上に微小な白毛がある。茶の新芽がミドリヒメヨコバイに食害されることで、茶の葉は
       フルーツのような独特の甘い香りを放つ。
鉄 観 音:最も重厚且つ濃密で、後をひく味。わずかに果物の酸味がある。

お茶の良し悪しを見極めるには、色々な方法がある。ご参考までに、その簡単な方法のいくつかを紹介しておこう。
お茶の外形を見る:良い茶葉は完全に乾燥しており、葉の形が完全なままである。やたら茎の部分が多か
          ったり、黄色っぽい部分があったり、他の何かが混入してはいけない。
お茶の香りをかぐ:まだお茶を煎れる前に茶葉の香りをかいでみよう。花の香りやフルーティな香りがす
          るが、自分の好みで選べばよい。焦げたにおいや何か違うにおいがしないかも注意し  
かいで見るといい。
茶湯で品決めする:茶湯の色が澄んでいて明るいか、混濁したり黒ずんでいないか。温かいうちに飲み、
飲んだ後に喉元に微かに甘い感覚が残っているのが良い。
煎れた後の葉を観察する:茶湯で品決めした後、急須を持ち上げ、中で既に開いている茶葉を観察して見
よう。開ききった茶葉を「茶底」と呼ぶが、その茶底の色合いが均等か、葉の
             形が完璧かという点に注意して見てみる。
烏龍茶の煎れ方:
1、茶器はあらかじめ温めておきます。急須に茶葉をいれる。茶葉の量は、お湯100ccにつき約2g
。茶葉は大きく膨らむので、いれ過ぎない様にして下さい。
2、95度ぐらいのお湯を急須に注ぐ。その後、蓋をして90秒ほど蒸らす。お好みで加減すればよい。
3、急須から茶海に、一気に移す。
4、茶海から人数分の聞香杯(お茶のにおいを嗅ぐため、使うコップ)に注ぐ。
5、聞香杯から湯のみに移し変える。聞香杯に残った香りを楽しんだ後、湯のみのお茶を頂く。
烏龍茶は3~5煎は美味しく頂ける。2煎目以降の蒸らし時間は30秒~1分ほどで、だんだん長くする。

お茶のセミナー:
場  所:茶楽(台北市新生北路2段74号B1)
営業時間:09:00~19:00
料  金:1人 NT300
講習時間:30分~40分
お茶の種類:烏龍茶、東方美人茶、潽洱茶、花茶と言う四つのお茶が楽しめる。
茶 菓 子:パイナップルケーキ、胡麻せんべ、蓮のみ、甘草話梅(梅干の一種)
記 念 品:聞香杯のセット
 
 
     
 
     
 
     
 
     
 
     
 
     
 
     
     
 
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